エンジニア解説!Robloxゲーム開発入門~RobloxStudioとは~

こんにちは、「ぷろぐらの森」です🌱

「Robloxってゲームじゃないの?」——そう思っているあなた、実はRobloxはゲームを作るためのプラットフォームでもあります。現役サーバーエンジニアの視点から、Robloxがプログラミング学習に最強な理由と、実際にゲームを作り始める手順をまるごと解説します!

目次

この記事でわかること

  • RobloxとRoblox Studioの違い
  • エンジニアがRobloxを激推しする3つの理由
  • UnityやUnreal Engineとの違い(現場視点)
  • Roblox Studioの画面の見方
  • 実際にブロックを置いてテストプレイするまでの手順
  • Luauスクリプトを1行書く体験

Robloxは「ゲーム」ではなく「ゲームプラットフォーム」

多くの人が「Roblox=ゲーム」だと思っています。
でも正確には、Robloxは世界中のユーザーが作ったゲームを遊べるプラットフォームです。

いまRobloxには5,000万本以上のゲームが存在しています。その全てが「一般ユーザー」によって作られたものです。
つまりRobloxは「遊ぶ場所」であると同時に、「作って公開できる場所」でもあります。

ゲームを作るためのツールが Roblox Studio(ロブロックス スタジオ) です。
完全無料で使えて、作ったゲームをそのままRoblox上に公開できます。

エンジニアがRobloxを激推しする3つの理由

理由①:無料でマルチプレイゲームが作れる

通常、複数人で遊べるオンラインゲームを作るには「サーバー」が必要で、その費用は月数千〜数万円かかります。Robloxはサーバー費用がゼロ。作ったゲームに何人が遊びに来ても、運営コストはかかりません。

「マルチプレイゲームをお小遣いなしで世界公開できる」——これはゲームエンジニアとして、素直にすごいと思います。

理由②:本格テキスト言語「Luau」が身につく

Robloxでゲームを作るときに使う言語が Luau(ルアウ) です。
LuaをRoblox向けに拡張したもので、実際の現場でも使われるテキストプログラミング言語です。

ビジュアルプログラミング(Scratchのブロックを並べる方式)と違い、
コードを「文字で書く」ことを早い段階から習慣にできます。
Luauを覚えると、PythonやJavaScriptへの乗り換えもスムーズになります。

理由③:作ったゲームで収益化できる

Robloxには Robux(ロバックス) というゲーム内通貨があります。人気ゲームを作ると、プレイヤーからRobuxを受け取ることができ、現実のお金に交換(Developer Exchange)することも可能です。

プログラミングを学びながら「実際に収益が生まれる可能性がある」——これは他の学習環境にはないRoblox最大の強みです。

カラさん

UnityやUnrealと何が違う?

ゲームエンジンといえば UnityUnreal Engine が有名ですが、Robloxとの違いを現場目線で整理しておきます。
Unity: C#言語、豊富な機能。スマホアプリやPC向けゲームの現場で主流。ただし初心者にはセットアップが重く、オンライン対戦機能を追加するだけで相当な設計が必要。

Unreal Engine: ブループリント+C++、フォトリアルなグラフィックが得意。映画やAAAタイトルでも使われる本格派。その分、PCへの負荷も高く、学習コストも大きい。

Roblox: Luau(Luaベース)、マルチプレイが最初からセットで動く、公開・ホスティングが無料。グラフィックは他の2つに劣るが、「ゲームの仕組みを学ぶ」「実際に他の人に遊んでもらう体験を積む」という目的では圧倒的に始めやすい。

「プロのゲームエンジニアになりたい」ならUnityやUnrealは必ず通る道ですが、最初の一歩としてRobloxは最良の選択肢のひとつだと思っています。

Roblox Studioをダウンロードしよう

まず Roblox Studio をインストールします。

  1. Robloxの公式サイト にアクセスしてアカウントを作成する(無料)
  2. 「Create」メニューから Roblox Studio をダウンロードする
  3. インストールして起動する
Baseplateを選んでスタートするのが一番シンプルです

起動したら「新規バーチャル空間」を選んでください。
広い床だけがある、一番シンプルなテンプレートです。

Roblox Studioの画面を見てみよう

最初は覚えることが多く見えますが、使うのは4つのパネルだけです

最初は画面が多くて戸惑うかもしれませんが、使うパネルは4つだけです。

パネル名場所役割
Viewport(ビューポート)中央ゲームの3D空間。ここにオブジェクトを置いていく
Explorer(エクスプローラー)右上ゲームの中に入っているパーツ・スクリプト一覧
Properties(プロパティ)右下選んだパーツの色・大きさ・固定設定などを変更する
Toolbar(ツールバー)上部パーツの追加・移動・拡大のツール群

まず試してみよう:ブロックを1個置く

「ゲームを作る」と聞くと難しそうですが、最初にやることはブロックを1個置くだけです。

1. Partを追加する

ツールバーの「パーツ」ボタンをクリックします。

灰色のブロックが出現したらOKです

2. Anchored(固定)をオンにする

パーツをクリックして選び、右下の Properties パネルを開いて「Anchored」をチェックしてください。

忘れると ▶ Play した瞬間にブロックが落ちます

⚠️ 注意

Anchored をオンにしないと、物理演算でブロックが落下してしまいます。

3. テストプレイする

ツールバーの「▶ Play」ボタンを押してみましょう。

自分のキャラクターが出現して、置いたブロックの上に立てたら成功です!これがRobloxゲーム制作の基本です。

Luauスクリプトを1行書いてみよう

次は、コードを1行書いてみましょう。

  1. エクスプローラーで「Workspace」を右クリック → 「挿入」→「オブジェクトを挿入」→「Script」を選ぶ
  2. スクリプトエディタが開く
  3. 中身を全部消して、以下の1行を貼り付ける
  4. ▶ Play」を押す
print("Hello, Roblox!")

画面下の Output パネル に「Hello, Roblox!」と表示されれば、あなたはもうRobloxスクリプトを書けています!

💡 次のステップへ

print() は「この文字をOutputパネルに表示して」という命令です。
変数・if文・関数など、Luauの基礎は次の記事で詳しく解説しています。

今回はWorkspaceにScriptを配置しましたが、本来はServerScriptServiceなどに配置するのが適切です!

次に作るゲームを選ぼう

Roblox Studioの基本が分かったら、次はゲームを完成させましょう!

・Roblox Studio UIの作り方|スコア表示・コイン機能(近日公開!)

まとめ

ポイント内容
Robloxとはゲームを作って公開できるプラットフォーム
Roblox Studioとは無料のゲーム制作ツール
使う言語Luau(Luaベース)
学習のメリット無料・マルチプレイ対応・収益化できる
最初にやることPart追加→Anchored→テストプレイ→print()1行

Robloxはゲームを「遊ぶ側」から「作る側」に回る最短ルートのひとつです。
まずはこの記事の手順を試して、次の記事でゲームを完成させましょう!

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この記事を書いた人

神奈川県出身
どこにでもいる現役ゲーム会社サーバーエンジニア。大学ではひたすらゲーム!ゲーム!という人生を送ってました。

このブログは「ゲームを作ってみたい!」「プログラミングに関する知識をつけたい!」そんな皆さんの少しでもお役になれば嬉しいなと思い開設しました。

趣味
YouTube鑑賞、ストリートな格闘ゲーム、キャンプ

最近の出来事
・痔主になってしまいました....
・Google Cloud Professional Cloud Architect取得しました。

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