はじめに:PHPって何?
PHP(ピーエイチピー)とは、Webサイトの裏側(サーバー側)で動くプログラミング言語です。
HTMLやCSSが「見た目」を作るのに対し、PHPはデータ処理・動き・仕組みを作る役割を持っています。
PHPでできることの例:
- お問い合わせフォームの送信処理
- ログイン・会員登録
- データベースとの連携(MySQLなど)
- WordPressなどのCMS構築
世界中のWebサイトの約8割がPHPを使用しており、特にWordPressはPHPで作られています。
PHPの特徴
1. 無料で使える
オープンソースなので、誰でも自由に利用可能。
2. Web開発に強い
HTMLと簡単に組み合わせられ、動的なWebページを作成できます。
3. 初心者にもやさしい
構文がシンプルで「echo」など直感的な命令が多く、学びやすい。
4. 世界中で使われている
大規模サイトから個人ブログまで幅広く利用されています。
PHPでできること
- 動的なWebページの作成(ユーザーごとの表示切替)
- フォーム処理(お問い合わせ・アンケート)
- データベース操作(情報の保存・更新・検索)
- 会員制サイトやCMSの構築
- API連携や外部サービスとの通信
PHPの基本構文を体験してみよう
画面に文字を表示(echo)
<?php
echo "こんにちは、PHPの世界へようこそ!";
?>
変数の使い方
<?php
$name = "たろう";
echo "こんにちは、" . $name . "さん!";
?>
条件分岐(if文)
<?php
$score = 80;
if ($score >= 70) {
echo "合格です!";
} else {
echo "不合格です。";
}
?>
➡ 詳しくは以下の記事で解説しています。

PHPとHTMLの組み合わせ
<?php $name = "PHP学習"; ?>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>練習ページ</title>
</head>
<body>
<h1><?php echo $name; ?></h1>
<p>PHPとHTMLを組み合わせて動的なページを作れます。</p>
</body>
</html>
よく使うPHP関数
関数名 | 内容 |
---|---|
strlen() | 文字数を数える |
date() | 日付を取得する |
isset() | 変数が設定されているか確認 |
empty() | 変数が空かどうか調べる |
エラーが出たときは?
PHPはコードに誤りがあると「Warning」「Notice」「Fatal error」などが表示されます。
どこで間違ったかをメッセージで教えてくれるので、1つずつ修正していきましょう。
学習のステップアップ

- echoや変数を学ぶ
- ifやforでロジックを学ぶ
- フォームと連携して動的な処理を覚える
- MySQLとの連携でデータを保存できるようにする
- Laravelなどのフレームワークに挑戦!
まとめ
PHPは初心者にとって「初めてのサーバーサイド言語」に最適です。
シンプルな構文と高い実用性により、楽しくステップアップできます。
今後の記事では、PHP×MySQLやLaravel入門なども紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください!
※本記事で紹介している外部リンクや引用は、各公式サイトのガイドライン・著作権方針に基づいて適切に利用しています。著作権は各運営元に帰属します。
リンク先:PHP公式マニュアル(日本語) / WordPress.com 日本語公式サイト
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